抗生剤なし・膀胱炎に効くものと予防法(お茶・レメディ・ツボ・ジュースなど)
こんにちは。
代表の松本です。
わたしは中学生の時に腎盂腎炎になって以来、
多い時では年に〜5回ほど膀胱炎になる膀胱炎持ち。
一度なってしまうと菌の通り道ができて、再発しやすいのだとか。
個人差はあると思いますが、
膀胱炎は数ある病気の中でも痛さ・不快さがかなり上位にくるのでは、、、という症状が特徴で、
常にタイコを鳴らされるような尿意の切迫感、 排尿時の激痛、 場合によっては熱や血も出て、 常にモヤリと長居する残尿感や倦怠感 は、仕事や家事が一切できない辛さがあります。
今回も、すこし忙しい毎日を過ごしていたので、
ホッとした途端、例の「ギクリ・・・」がやってきました。
今は快方に向かっているのですが、少々きつかったので、
25年間膀胱炎と付き合ってきた中で得た知識と体験を、
同じ症状の方にお伝えしたいと思います。
膀胱炎は、
女性の9割は生涯に一度はかかると言われている、
誰がなってもおかしくない病気なので、
ご参考にされてみてくださいね。
抗生剤を使わないで治すのはなぜか。
〜自分の身心のケアを自分でしよう〜
私は23歳ぐらいから西洋医学の病院にはほとんど行っていません。
(外科的な怪我や事故を除きます)
その代わりに、予防医学を勉強したり、
病気になった時は、いわゆる代替療法(ホメオパシー、アーユルヴェーダ、鍼灸、整体、植物療法、ハーブなど)を使っています。
なぜ西洋医学に頼らないかはここでは書きませんが、
かんたんに書くと、
体は「自然治癒力」を使って治そうとしてくれて、
根本的にはその力以外で治すことはできないと思うからです。
また、いわゆる「薬」には必ず副作用があります。
膀胱炎の治療には大腸菌に効く抗生物質の摂取が一般的ですが、
私の場合、それによって常在菌まで死んでしまって、
他の病気(下痢・膣炎など)になってしまったり、
症状がなくなっても、スッキリピカピカ!という治癒の感覚が得られなかったりします。
また、繰り返し抗生物質を使用することによって、
耐性菌ができてしまって、いざという時に効かなかったり、
今の様に病院に行きにくい状況だったり、
薬が飲めない状況(妊娠中や、ほかの病気にかかっていて薬の併用ができない場合、ペットが病気になった時など)もあると思うので、セルフケアは大事だと思っています。
膀胱炎に効くもの
「トクサ(すぎな)」のお茶
まずは、水分をたくさん摂ることが大事です。
そのとき、お水よりも「トクサ(すぎな)」のお茶がとても良いです。
これを飲むと早めに治るので、利尿作用以外にも効き目がある気がしています。
生活の木、などで売っています。
クランベリージュース
即効性があるのがこちら。
サプリよりも吸収がよい、ストレート果汁のジュースがおすすめです。
私は12本セットを常備して、予防にも飲んでいます。
すっぱいのでチビチビ飲むか、炭酸で割るとおいしいです。
人間だけでなく、動物の膀胱炎にも効きます。
「ハーブ オレガノカプセル(抗生物質の代替品)」
天然の抗生物質と言われるオレガノを抽出したオイルカプセル。
オレガノ精油をチョンと口内炎につけた時、激痛でしたが一瞬で治ったので効果あると思います。
「ハーブ フィーバーヒュー(鎮痛剤の代替品)」
天然の痛み止め。ナツシロギクのサプリで、頭痛や生理痛にも効きます。
カプセルタイプのものが買いやすいです。
エキナセア
風邪などの予防で有名なハーブ。免疫力を上げてくれるので普段から定期的にハーブティーで取り入れています。
ホーリーバジル(トゥルシー)
オールマイティに使える頼れるハーブ。
普段から使う頻度高いので、庭や植木鉢に植えておくと安心です。
ハーブティーとしても手に入れやすいので常備しておくと安心。
療養中は、とにかく水分を多く摂るので、
お茶を色々と用意して、味を変えられるのは精神的にもうれしいです。
沸騰させて煎じると効果がなくなるので、ポットで飲みます。
お灸または置き鍼
出かけられる余裕がある場合は、早めに鍼灸師さんに施術していただくと、重症化を避けられます。
膀胱炎の時は足が冷えやすいので、
お灸をするとリラックス効果もあります。
セルフでできる、
膀胱炎に効くツボでとくに効果があると感じた3つをご紹介します。
「せんねんきゅう」が気軽ですが、
置き鍼(内皮鍼など)もよく効きます。
なにもなければ指で押すだけでも大丈夫です。
膀胱の活動を活発にして早く治します。冷えにも効きますので普段から温めると良いです。
場所ー>仙骨(お尻の真ん中にある骨)の2つ目の出っ張りから指1本半ほど外側
婦人科系すべてに効くツボです。妊活にも効果があります。
場所ーー>おへその下のラインから親指4本分下
せんねんきゅうのサイトに動画があります
不調がある時は触ると痛いのでわかりやすいツボです。生理痛にもてきめんに効きます。
場所ーー>すねの骨(脛骨)の真ん中で内くるぶしから中指6本分上がった所にあります。
せんねんきゅうのサイトに動画があります https://www.youtube.com/watch?v=DeqO4Xg4yW8
ホメオパシー
最近では認知がひろまったホメオパシー、
イギリスやインドでは保険治療も適用される、
とても精細で深い知識が必要な医学です。
世の中にあるいろいろなものを信じられないぐらい希釈した物質を、
砂糖玉にしみこませた「レメディ」を摂取する治療法で、
2万種以上掲載されているマテリカメディカといわれる辞書を読んでいるだけでも楽しいです。
写真の家庭用キットを常備しておくと、だいたいの不調やケガに対応できます。
わたしは、
困った時はホメオパシーのかかりつけ医に電話して症状をヒアリングいただき、
今の自分に合うレメディを選定してもらっていますが、
レメディキットのみ用意して、自分でレメディを選ぶ方法もあります。
一般的に膀胱炎に効果的なレメディをご紹介します。
Cantharis(カンサリス/スペイン蠅のレメディ)
・焼けるような痛みがあり急な尿意
・刺すような痛み
・風邪から膀胱炎になった場合
Acon(アコナイト/ヨウシュトリカブトのレメディ)
・膀胱炎の初期
・少ししか尿が出ない、困難
・焼けるような痛み
Sarsaparilla(サーサパリラ/サルサパリラ)
・排尿の終わりの方の痛みは耐え難い
・月経前に悪化
・便秘
どのレメディが合うかは、症状をよく観察して選定する必要がありますが、
心の不調が症状となって現れる場合もあったり、
古い記憶が原因だったりすることもあったり、これ以外にもたくさんの合致するレメディがあると思います。
いずれにしても副作用はないので安心です。
エインズワース社の42キット」は手に入りやすいのでおすすめです。
CBDオイル
症状が辛い時のお助けアイテムとして、常備しておくと安心。
切迫感で眠れない時も、リラックスできて休息をとれます。
免疫力を上げる効果もあります。
ならないために予防する
〜普段から予防しておくことが大切〜
痛さを味わうのは他ならぬ自分、誰も交代はしてくれません。
自身のケアを普段から習慣づけることで、膀胱炎を寄せ付けないようにしましょう!
🌟通気性の良いショーツをはく
中学生〜大学までは多い時は年5回ぐらいなっていましたが、
ここのところ、たまーになる、で済んでいるのは、
Puntoeの通気性の良いショーツを履くようになったからだと思います。
通気性が悪いショーツは、菌が繁殖しやすいのは言うまでもないこと。
今回は、話題の吸水ショーツを試したのが原因な気がしています。
🌟セックスの後はトイレに行く
万が一菌が入ってしまっても、排尿することで洗い流されます。
そのまま寝てしまうのは後悔のもとです。
🌟長時間のデスクワークの時はしょっちゅうトイレに行く
膀胱が圧迫される体勢は膀胱に負担がかかります。
意識しにくいことなので、トイレに行くと体制も変えられますし、
おしっこがたまった状態を避けられるので予防として習慣づけましょう。
🌟疲れる前に休む
免疫力が下がっているときに、膀胱炎やその他病気にかかりやすいです。
なってしまうと、程度の差はあれ、消耗するのは確実です。
症状が出る前に予定に余白をつくるか、
強制的に休息をとった方が結果的に良いです。
なったらつらい膀胱炎。
ならないように気をつけるのはもちろんのこと、
なったときの対処法を知っておくと安心です。
辛い方のお役に立てばうれしいです。
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